体質改善にあたって、とても大事なこと。

新しい漢方薬を飲み始めました。

先日漢方内科に行ったときのことはこちら

 

前のブログにも書きましたが、

漢方薬の効果が出て「治った!」と実感ができるのには、なんと

最低でも4ヶ月かかるんだそうです。

 

もちろん個人差はありますし、1ヶ月ほどで少しずつ

よくなってくるのはわかるそうです。(その漢方薬が合っていればの話です。)

 

慢性的な不調を治療しているときに、それも、

東洋医学から気長にアプローチしているとき、

とーーーーーーっても大事なことがあります。

 

それは、

 

「ほんの些細な変化に気づいて、喜ぶこと」

 

なんです。

 

そういえば、しんどい日が少しだけ減った気がする〜! とか

前よりPMSの期間が1日短くなった気がする〜! とか

最近、前よりも外出が億劫じゃなくなってきた〜! とか

 

もう本当に、些細なことでよいのです。

それを見つけて、素直に喜ぶこと!

これができるかできないかで、経過が全く変わってくるそうです。

 

以前通っていたカイロプラクティックの先生がしてくれたお話が

とても印象的でした。

 

ある患者さん、何度も通い、少しずつ良くなってきていたそうです。

「だいぶよくなってきましたね」

と先生が患者さんに伝えたところ、

 

「えっ、そうですか???」

 

という反応で、自分の体の変化にぜんぜん気付いていなかったんだそうです。

  

不調になれすぎて当たり前になってしまうと、感度が鈍くなって、

たとえよくなっていても、頭で「悪い状態のまま」に決めつけてしまう。

本当の体はしんどくないのに、しんどいと思い込み、しんどさを感じている・・・

 

そりゃ、なかなか回復しないに決まってる・・・

自分もそうだったんじゃないかと思うと、大変恐ろしくなりました。。

 

病気や不調から回復したかどうかって、「回復したと決める」ことが

もしかしたら、ものすごく重要なのかもしれない。

早く治したいから、治った!って自分に言い聞かせるのではなくて。

素直に、「あ、よくなったかも♪」と思うかどうか。

どうみてもまだ風邪ひいてるのに、「もうほとんど治ったよゴホゴホ」と言いながら通常営業にもどる人、いますよね(笑)。

 

 

f:id:syuki29:20160508223814j:plain

 (湘南に住んでいたとき、よく海を見に行きました。そして、「わたしは山派だ」と気づきました。) 

 

 

体のことだけじゃなく、

夢や目標を叶える時にもすっごーく大事だったりしますよね。

体のコントロールも、心のコントロールも、

本当に些細な変化も見逃さず、

些細な変化を素直によろこび、

成長や回復を素直に受け止める!

 

・・・と、書くは易しですよね。。

その、気がつける感度を上げないといけない。

 

起きたときに、ゆっくりと、自分の状態を確認したり、

寝る前には、ゆっくりと、昨日よりもよくなったところを探したり、

もちろん日々過ごしているなかで、

 

「今、どんな感じ?」

 

を繰り返し自分に尋ねてみる。

地道だけど、日々の何気ない意識の向きを変えることで、

だんだん、少しずつ、分かるようになってくるように思います。

 

意識の向きを変えるといっても、

「今どんな感じか」

に焦点をあてた時点で、すでに、ベクトルの向きは変わっています。

なので、あとは繰り返して慣れるだけ!

 

毎度毎度、「さあ、体さん、心さん。今、どんな感じだい?」

なんて改めて質問しなくても分かるようになるまでを目標に。

 

明日から、どんな変化に気づけるかなぁ。

漢方飲み始めて3日目。ぜんぜん分からないどころか、

「今日もしんどいなー」と思いながら過ごしてた、そういえば。。

癖は、根深い。修行の日々は続きます。