「好み」に「焼く」からお好み焼き
お好み焼きって、わりと何入れてもおいしくて
ベースがあって、アレンジが効く料理。
他にも、カレーや、味噌汁など、いろいろある。
お料理教室や、料理の本、◎◎に効く!みたいなレシピ、
ほとんど、作るものが固定されてしまっていて、
なんか、さ、よさそー!って思っても
面倒くさがりなので、まぁ再現してみませんよね。笑
食べたくなってきた〜
もう5年ほど前、人生を変える料理教室に出逢いました。
お野菜は洗ったらまず、味見すること。
切り干し大根やお豆の戻し汁、お出汁になること。
野菜からうまみがたっぷり出るから、カツオや昆布のお出汁はいらないこと。
とことん、見て、聞いて、ひとつひとつ味見して、身体で丁寧に覚えていく。
メモする時間が惜しくて、じっくり、ことばに耳を傾けていたくて、。
じっくりことばを感じていたくて、メモをとらなかった。
(後日、必死に脳内で再生して思い出しながらメモしなかったことを後悔しながら作りました笑)
あのときに教わったたくさんのこと、
今日までわたしの作る料理に確かに生きています。
ああ、必要なのは、応用力なんだって、
心の底から確信しました。
ベースは、知ること。
応用は、自分なりにやってみること。
ベースさえあれば、なにが来ても大丈夫な強さが持てる。
ベースは地味だから、ちゃんとアンテナを伸ばしておかないとちっとも引っかからなくて、
ご多聞もれずキャッチーな誘い文句に心踊らされるけれど、
でもやっぱり、
どんなことにも、ベースを見つけられる人でありたいのです。