好きを仕事にしてみたところ その1
遠くに海が見える!あ、あれはブルーオーシャン?!
こんにちは。
誰しも一度は憧れる、「好きを仕事にする」。
わたし、これを、心の動くままにやってみました。
そしたらね、紆余曲折の日々が始まったのでした笑
そんな経験談をまとめてみます。
新卒で2009年に大手企業に就職。ザ日本企業たる老舗企業でした。
超安定志向の人ばかりで、先輩や上司、管理職層に転職組はほとんどいない。
大手に就職したことのある人なら、分かるかと思います。
転職するのに、ものすごーく勇気がいることを。
なぜなら、環境がもたらす「安定志向の力」が半端ないのです!
「もうマジでこの仕事嫌だー!でも、収入が減るのは不安すぎる!」
と、みんな言っていましたw で、いやいや続けるんですよね。
おかげで、わたしも辞めるぞ!と思ってから実際に決めるまでに、
1年半ほどかかってしまいました。
いろいろ悩んだ挙句に企業に就職したわけでしたが、
デスクに向かっていても、
「ああ、この瞬間に、自分のやりたいことを仕事にして、いろんなところに行って、いろんな人に会って、いろんなことを起こしている人がいるというのに、なぜわたしはそちら側にいないのだ!?」
といつも考えるようになりました。
関心ある分野で活躍している人の記事をいつも読んでは、羨ましすぎて苦しくて。
よく、窓の外を見ていましたね。笑
一度きりの人生、もったいない使い方したくない!
次の転職先を決めずに、辞めました。26歳のときでした。
そして、ずっとやってみたかった語学留学に2ヶ月ほど行き、
住んでみたかった沿線の、シェアハウスに引っ越しました。
とにかく、やりたいこと、興味があること、に正直に生きたかったのです。
学生のころからずっと関心のあった、障害者福祉に関わることをしよう!と思い、
障害者福祉施設では、自主製品をいろいろ作っています。
中にはとてもいいものもあるし、利用者さんもいい仕事する人がたくさんいます。
福祉施設の職員さんは物販のプロではないのでなかなか売れない。
利用者さんに還元される作業代(工賃)もめちゃくちゃ低い。
そんな状況を改善するべく、全国で取り組みを始める人が増えていました。
夢に見た「好きを仕事にする」を叶えたわけでしたが、
理想と現実は違っていました。
外と内のギャップは、きっとどこでもあると思いますが、
ん?あれ?なんか、違うぞ?
なんだか自分の持ち味が発揮できないぞ?
という気持ちがどんどん大きくなっていきました。
そして先々の活躍が想像できず、わずか8ヶ月で退職することとなりました。
(割愛しますが、けっこうしんどい日々でした。)
そう、いくらやりたいことができる環境に行っても、
自分と合わなければ、働きつづけられないということを、
思い知ったのでした。
「こういうのは合わない」「こういうのは嫌だと感じる」など、
次に生かすぞネガティブリスト はとても充実しましたw
苦労の末にまた転職することを選んだわけでしたが、
「自分の強みをちゃんと分かって、それを生かす」という
アプローチは、まだ、分かっていませんでした。笑
次の仕事につづく。