褒められて伸びるならば、「褒めて」ってねだるのもたまにはいいと思う!
大人になると、褒められることって少ないですよね。
仕事は「できて当たり前」で、できない時だけ、苦い感じ。
そんでもって、自己啓発的なアドバイスには「褒められたかったら、まずは自分から!」なんてあったりしますよね。
何度か試したことがありますが、慣れていないと苦しいだけで、続きませんでした。。(意識して褒めると、自分の言葉にわざとらしさを覚えてしまいました。。)
ところで、わたしは、趣味でピアスやイヤリングをちまちまと作っています。
レース編み用のかぎ針で、細かく編んだパーツ。自分としては、すごく可愛い上出来なパーツです。
「可愛い!!あー、可愛い!可愛いなー。。。」
誰に見せるでもなく、販売もしていないので、完全に自己満足になってしまうのですが、なんかすごく物足りない。
ふと思いついて、隣にいたRくんにお願いしてみました。
わたし
「ねえねえ、わざとでいいから、これすごいねって褒めてほしい!!」
Rくん
「えっ?(笑)わざとって?(笑)」
(と言いつつ、少し間があいて・・・)
「これ、すごいねー!!!本当によくできてるねー!!めっちゃ素敵だねー!!!」
と、期待以上のベタ褒め!(優しいですね。)
あれ??わざとって知ってるのに・・・
めっちゃ気持ちいい!!嬉しい!!!
こう、内側から、たまらない満足感や喜びが湧き上がりました!
テンションが上がるのを、ものすごく感じたのです!久しぶりに!
ああ、褒められるって、最高やん!!
たとえわざとと分かっていても、「どうせわざとやーん」ではなくて、素直に受け止めるのがポイント。
これ絶対、褒められたときの感情を維持できれば、間違いなくパフォーマンス上がると思いました。
そうは言っても、毎日誰かに「褒めて!」ってお願いするわけにもいかないので、自分で自分のことを褒められるようになればいいです。
「よくできたね!」
「いつもなら後回しにしてたところを、今日は頑張ったねー!」
などなど。「自分を褒めましょう」って、自己肯定感をあげるためのノウハウとしてもよく出てきます。
自分を褒める、きっとすぐできる人もいると思います。わたしは、何度やっても、なかなかしっくりきませんでした。自分に言っているのに、上辺だけに聞こえてしまって、もやもやしました。
自己肯定感を上げにくいタイプの人は、とにかく、毎度ひどくマイナススタート。
それならそうと割り切って、やってみてもよく分からないとき、褒めるエネルギーすら足りないとき、身近な人にお願いしてみたらいいと思うんです。
「わざとでいいから、褒めて」って。
そうやって、他人に褒めてもらったときの、満たされる感情を覚えていたら、「自分で自分を褒める」ことの目標地点というか、正解というか、
「どうやったら”自分で自分を褒めること”が達成されるのか?」
が、少し分かるんじゃないかなと思います。それが分かると、ぐっと、続けるのがラクになるように思いました。
成功している人の本やブログをよく読みます。読んだときは分かったつもりになるのですが、いざやろうとしてもうまく噛み砕けないことが多い。そんな人たくさんいると思います。それは、レベル感や現在地が違うから、知識や経験が違うから、当たり前のことなんですよね。
それをはっきり自覚しながら読まないと、他人の(素敵に感じる)言葉に振り回されっぱなしになります。まさに、わたしがそうでした。時間がかかったけれど、気がついてよかった。。
それでね、思ったんです。
おぎやはぎを見習わないと!
(くり抹茶味!くりがごろごろ入ってました。)